第3回 JAPAN O'PEN Bic CUP 2011
日程: 2011年3月27、4/16、4/17、5/15
会場: 西宮市御前浜沖
第一戦:2011/3/27
第二戦:4/16
第三戦:4/17
第四戦:5/15
第二戦:4/16
マーク1~2の間とマーク3~4の間で360度回転が入ります
第2戦は北寄りの風、時折強いブローが入りオーバーパワー気味で、参加艇の半分以上があちらこちらで沈してました
オープンビックはスピードがあるのでちょっとしたハンドリングのミスであっという間にスピードに乗った艇においていかれます
そんな中、安定感のあるハンドリングで木内選手が優勝。2位は高校受験を終え久しぶりに乗る藤井選手、3位花田選手。
第三戦:4/17
第3戦は、晴天の下、3~5メートルくらいの微風
広島の豊島選手、山口の花田選手、北九州の西澤選手、兵庫の木内選手がトップ艇団で厳しいバトルとなりましたが、花田選手が優勝2位は豊島選手、3位には初参戦の西澤選手が入賞しました。
第四戦:5/15
以下、花田選手お父さん緊迫のレポートです。
Japan O'Pen BIC Cup 2011 の最終戦が5月15日に行われました。
これまで開催された3戦の中で一番いい順位と最終戦の順位を足して一番低い得点の選手が年間チャンピオンです。
昨年度の覇者イチローは昨年末に開催された2010年のワールドカップに行っていないので繰越となり、イチローともう一名がスイスで開催される2011年ワールドカップに出場する権利が与えられます。
最終戦への出場権をこれまでの3戦で取得した8名がエントリー。
これまでにヨシヒロと兵庫のキウチ君がそれぞれ優勝しているので持ち点はお互いに1点。最終戦のレースは3つ。
第1戦は、ヨシヒロ1位、イチロー2位、キウチ君3位。
第2戦は、キウチ君1位、イチロー2位、ヨシヒロ3位。
スイスへのチケットを賭けた勝負は、同点で最終レースに持ち込されました!
今回の第3戦、四角形コースを3周です。
スタート、ヨシヒロのリコールでX旗があがると万一のことを考えたキウチ君もスタートラインに戻ります
2人とも一旦ラインを切りなおして、レースが始まりました。
第1マークでキウチ君が2位で回航、ヨシヒロは6、7番手、第2マークまでは順位変わらず
第3マークへ向かうダウンウィンドで後ろから強烈なブローが入り、ヨシヒロが3位まで上げました
2週目のダウンウィンド、第3マークでヨシヒロがキウチ君に内側でオーバーラップ!順位が入れ替わる
3周目の上りでキウチ君が前に出る
ダウンウィンドでヨシヒロが再び内側からラップ
第4マークをヨシヒロ、キウチ君の順に回航
その差はほんの1艇身
フィニッシュまでの上りは2人にとってフルハイクのコンディション
ヨシヒロが回航後すぐにタイトカバーに入り、タッキングマッチが始まった!
ハンドリングのちょっとしたミスで順位が決まる
2人とも相手の前にでることだけを考えている
フィニッシュまでの2人の集中力はものすごいの一言でした!
お互いに相手の動きにあわせ正確なタッキングを繰り返します。
結果ヨシヒロがぎりぎりキウチ君を押さえきって1点差の勝利。
年間チャンピオンは、最終レースで2人がバトルしている間にトップフィニッシュしたイチローが2連覇
総 合
成績表:
第3回 JAPAN O'PENSKIFF CUP 2011 成績表
World O'pen Cup 2011
7/28-31 スイス・アスコナで開催
2010年度選考の豊島以知朗選手、2011年度選考の花田義弘選手(山口県連)、木内宏治選手(兵庫県連)およびオープンクラスで岩田七海(埼玉県連)の4名を派遣。
木内選手がU15で2位、花田選手がU13で3位、岩田選手がオープンで5位に入賞!
(光ジュニアの花田さんレポート)
7月28日から7月31日にスイスで開催された World O'pen Cup 2011 に行ってきました。
日本からのエントリーは、Japan O'pen Cup でおなじみのイチロー、ヨシヒロ、兵庫ジュニアのコウジと埼玉の高校生のナナミの4人
スイスといっても開催地のアスコナはイタリアの国境に近いので、チケット代がお得なフィンエアーで関空からヘルシンキ経由でミラノまで
宿泊は、アスコナの隣街のロカルノにあるユースホステル、国際映画祭を目前に観光客でに賑わっていました。
大会は、スイス南部に位置するマッジョーレ湖です
この湖の南側半分以上はイタリアです。
山々に囲まれ景色がきれいでした。
28日にプラクティスレースと開会式
29日から31日までの3日間で本レースです。
開会式に日の丸を用意していったら、外人のおじちゃんやおばちゃんに大人気でした。
到着したときは、非常に気温が下がり寒くて震えていましたが、日に日に天候が回復し、本番の3日間は強い日差しといい風に恵まれました。
イタリアから吹いてくる南風がお昼を過ぎるとレース海面に入ってきます。
「この湖の風はまかせろ」と自信を満々のレース委員長のピーターさん(サングラスのおじさん)
毎日11時からスキッパーズミーティングがあり、
その日のコースについて説明がありました。
使用される言語は、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語の4ヶ国語 さすがスイス
全部で130艇を超すエントリーがあり、U-15が80艇、U-12とオープンが50艇という2つのフリートに分かれてレースは行われました。
OPEN ナナミ
U-15 イチロー
U-15 コウジ
U-12 ヨシヒロ
開会式から閉会式までの毎日、夕方は参加者全員で食事をしたり、大人はお酒を飲んだり...交流イベントも盛り上がりました
レースは初日と2日目が3レースずつ、3日目最終日は2レース、合計8レースが行われ
U-12部門でヨシヒロが3位に入賞し
日の丸を出発の直前に急いでナフコに買いに行っててよかった
そしてイチローはU-15で9位、ナナミがOPENで6位と日本チーム大健闘でした!
閉会式終了後はシャツの交換会
みんなが着ていたJAPANのポロシャツは全部完売
お土産用に持っていったハチマキも大好評でした
私もドイツのおじさんに大きなサイズのポロシャツをもらいました
最後に我々の遠征を支援してくださった諏訪様、山岡様、内海様に心から感謝したいと思います。
きっと選手たちの一生の思い出となり、
今後もセーリングを続けていく上で貴重な経験になったと思います。
ありがとうございました。